都内では最も古い寺の歴史がある浅草寺は、古くから伝わる年中行事も多い寺ですが金竜の舞や白鷺の舞など、近年になって創始されたものも多いのが特徴です。

金竜の舞は浅草寺の本尊の観音像が出現したという、3月18日と菊供養の10月18日に行われている、浅草寺縁起によって昭和33年から行われている行事です。総金箔の金竜を8人で操作する、勇壮活発な行事となっています。7月9日、10日にはほおずき市が開かれていて、この日に参拝すると四万六千日参拝したのと同じ功徳があるとされ、このお参りのお土産として境内にはほおずき市が立ちます。

11月3日に行われる白鷺の舞は、明治百年を記念して昭和43年から始まりました。12月14日から18日まで行われているのが歳の市で、雑貨を商う市です。この期間中の17、18の両日が羽子板市です。文政年間に始まった歳末の風物詩となっています。境内に多くの店が並び、約5万点の羽子板を売りさばいていきます。三社祭は山王祭、神田祭とともに東京三大祭の一つに数えられている浅草神社の祭りで、5月第三日曜日を最後とする三日間浅草一帯を熱狂の渦に巻き込みます。

祭りのハイライトは、最終日の日曜の本社神輿三体の町内練り歩きで、周辺は人出と祭りの熱気で埋め尽くされてしまうのです。また期間中氏子の神輿の渡しや鳶頭の木遣りを先頭にして、組踊の大行列もあって周辺は湧きに沸きます。祭りのもう一つの見ものは、神社拝殿で奉納されるびんざさら舞で、これは古く鎌倉時代から続くもので小さな木札で作ったびんざさらを、打ち鳴らすのが特色です。

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